「コミュニケーションと情報デザイン」単元計画:過去の記録

「コミュニケーションと情報デザイン」に関する過去の単元計画です。

2022年度

1学期中間試験後~夏休み前までの時期の授業です。

「メディアとコミュニケーション」「社会の中の情報デザイン」「情報デザインの工夫」は教育実習生の授業でした。

情報デザインに関する内容は、教科書を用いなかった昨年度の授業と比べ、また違った雰囲気の単元計画となりました。「情報デザイン実習」では、前年度の課題をそのまま採用し、Wordでの実習としました。P検副教材を購入していた関係で、そちらの副教材を使いながら操作の練習を行い、課題を実施しました。HTML+CSSは扱っていません。

「情報のデジタル化」では、とにかく時間がなく、喋って終わってしまいました。十分な実習が行えず、大反省です。

メディアと情報デザイン

内容キーワード・参照した資料など
1メディアとコミュニケーション(1)メディアの機能・分類・発達
表現メディア・情報メディア・伝達メディアの各特性
メディアリテラシー
2メディアとコミュニケーション(2)コミュニケーションの形態
インターネットのコミュニケーション
3社会の中の情報デザイン情報バリアフリー・ユニバーサルデザイン
webアクセシビリティ・ユーザビリティとユーザインターフェース
4情報デザインの工夫フォントと文字の工夫
図の利用・表やグラフの利用
配色の工夫・色覚バリアフリー
5情報デザイン実践(1)P検副教材をベースとしたWord実習
表の作成・箇条書き・ワードアートを中心に
6情報デザイン実践(2)【課題:文字だらけの文書を、一目でわかりやすいポスターにしよう】
Wordによる実習
素材文は、東京書籍「新編 情報I」p126-127を利用

情報のデジタル化

内容キーワード・参照した資料など
1アナログとデジタル【手書きの「10℃」はアナログ・デジタル?】
アナログとデジタルの違いとは?
情報量と2進法
ビット・バイト
22進法・16進法【「進」とは桁が進むこと】
2進法とは?10進数との表記の違い
16進法が用いられている場面(→カラーピッカーで体験)
3デジタル化の方法文字のデジタル化
音声のデジタル化
画像のデジタル化
動画の表現

※P検副教材をベースに解説していました
4データ量の計算画像や動画のデータ量の計算

2021年度

英理女子学院高等学校 情報デザインコース1年「情報テクノロジー」で実施。全商情報処理検定が終わる1月末より、情報デザインを扱いました。「フォントと配色」あたりからオンライン実施となり、課題は生徒購入のiPad上で行いました。

内容キーワード・参照した資料など
1情報デザインとは?「抽象化」「可視化」「構造化」
ピクトグラム・ユニバーサルデザイン・インフォグラフィック
2文章の構造化文書構造と見出し
google docsを用いて文章を構造化する実習(教科書の素材から)
3フォントと配色フォントの種類と工夫
色のもつイメージ・色相・彩度・明度
配色の工夫とカラーユニバーサルデザイン
google slideを用いた文字と配色の実習
4図解実習図解化のメリット
図解の種類
図解化実習
こちらの事例を参考にさせていただきました。
5レイアウトわかりにくいスライドを直す実習
→素材は、高橋佑磨・片山なつ監修「ゼロから身について一生使える!プレゼン資料作成見るだけノート」(宝島社)より
6【課題1】
文章を読んで説明スライドを作ろう
教科書の素材文を使用
7【課題2】
プレゼンテーション資料を作ろう
「自分の気になっている大学(短大・専門学校)とその学科を取り上げ、そこになぜ行きたいかを主張するプレゼンテーション資料を作る」